β版で出荷されるハードウェア

最近インターネットの普及が酷いバグを持つ製品のリリースを加速させているような気がする。あるいは単にデバッグが重視されない時代になっているのかもしれない。

僕がついこないだ買ったマザーボードには BIOS に酷い不具合があって、出荷状態だと WindowsXP のインストール中にフリーズしたりする(メモリの構成によるけど)。前に買って弟が使っている PC も電源をつけてもモニタが反応しなくなっていて、BIOS アップグレードしたら直った。

BIOS のアップグレードってインターネットに接続する環境があって、それなりに PC の使い方を知ってないとできないわけだけど、そんなものが平気で市場に出回る時代になったということか。

HDD レコーダもデフォルトで全ての人に HTTP の閲覧を許すように設定してあったり、油断が出来ないし、IO-DATA のモニタはロット不良で電源がつかなくなるし、どいつもこいつもテストしてんのかと。最近はバグが混入した状態で出荷してもネットでアップグレードすれば良いからなんて思ってるのかも知れないけど、利用者は常にインターネットに接続しているわけではないですから、デバッグとテストちゃんとしてください。

無料 Web アプリケーション的な品質でハードウェア出荷されちゃたまらんと思う今日この頃なのでした。